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遂に日本も? 京都の大学元教員がイスラム国関与の疑い [テロ]

 以前にも大学生がイスラム国の戦闘員になろうと渡航しようとして問題になりましたが、今回は イスラム国への勧誘や訓練支援を行っていたとして、バングラデッシュ当局は10人をリストアップしました。その中に、以前の京都の大学で経営学を教えていたムハンマド・サイフラ・オジャキ容疑者が含まれておりました。 彼は奨学金をもらって日本へ留学しており、バングラデッシュでヒンズー教を信仰する家庭に育ったようですが、日本への留学時にイスラム教に改宗して名前も変えたとのことです。

 先日バングラデッシュで日本人7名が殺されたテロ事件がありました。場所はピザなどが食べられる地元では高級な店。コーランの一説が読めなければ殺されるという、宗教観のない日本人にはショッキングな事件であり、何よりもテロを行った犯人のうち、一人は高い教育水準、所得と共に比較的裕福な家庭に生まれ育った人であったということです。今までの一般的なテロリストの像というと、社会や、自分の現状に不満を抱え、不平等な社会に報復しようというやからが多かったと思います。 しかし、経済力になんら関係がなく、教育水準も高い人も、こういう思想に染まってしまうというのは恐ろしいことです。
 
ダッカ・テロ容疑者に京都の大学元教員・・・米メディア(16/07/21)


 オジャキ容疑者が具体的にイスラム国とどのような繋がりがあったかは不明ですが、ボーダレスになった今の時代、日本でだってイスラム国関連のテロがいつ起きても不思議ではありません。テロ思想ががインターネット回線を使って簡単に感染してしまう今の世の中、残念ながら日本でこの手のテロが起こらないと断言できるだけの根拠はないのです。 いずれにせよ、我々日本人は、、「日本人は、日本は関係ないから大丈夫」と、高を括ってはいられないようです。
 
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フランスで再びテロ発生! テロは終わらない [テロ]

 
 フランスで再びテロが発生しました。下に動画を用意してありますが、グロテスクな場面がありますので、それでも見たい人だけ見てください。今度は暴走トラックが革命記念日に花火を見に集まった群集に突っ込んで84名を死亡させたという事件です。 犯人はチュニジア生まれのフランス人でその後銃を乱射しましたが、警察に射殺されたとのことです。テロとの戦い、テロは許されない、テロ撲滅など色々政治家は叫んでおりますが、テロリズムの怖さというのは大きく分けて2つあります。

 1つ目は予測が立てられないこと。先日のバングラデッシュでのテロもそうですが、場所もターゲットも日時も予測不可能であったことです。 守るというのは何かしら予測がついていないとコスト的に非常にむずかしくなります。攻めるのは一点だけで目的として社会に衝撃を与えれば言い訳ですから、防ぐというのは相当難しいのが分かります。
 
 2つ目はインターネットを介しての思想の伝染範囲とそのスピードです。昨今のテロリズム拡大に一番貢献しているのはインターネットという現在なくてはならないコミニケーションツールです。テロ思想というのは初めから持って生まれてくる訳じゃなく、ISISなどの場合、イスラム教信者というホストに感染するウイルスみたいなものです。世界に16億人以上いると言われているイスラム教徒を隔離するのは不可能ですし、そんなことをしてもイスラム教徒による反発がおこり、テロ思想を広めるきっかけになるだけです。感染源から撲滅していくしかないのですが、思想そのものに実態があるわけではないので、例えISISを撲滅しても感染源はなくならないでしょう。
 
 テロは人間の思想が生み出した見えないウイルスです。今はイスラム教のテロが世界的に取り沙汰されていますが、日本国内を見ても、狂人による無差別殺人は何度も起きています。いつも勝手に死ねばいいと思うのですが、自分が処刑される為にまずは他人を殺す・・・そんな身勝手なテロがいつでも起こりえるのです。社会は見えない信頼で成り立っています。公共の場で他人が信用できなくなれば、私たちの社会生活はもう成り立ちません。 テロの面で警察などに頼れない以上、自分の身は最低限自分で守れる、今後はそういった力を一人ひとりが身につけておく必要があるのかもしれません。
 



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