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欧州中央銀行も再びマイナス金利を強化。どうなる世界経済? [経済]

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 先月、景気低迷を受け、日本が禁じ手とも言えるマイナス金利政策を打ち出しました。 そして、先ほど欧州中央銀行もマイナス金利政策の更なる拡大を決定したようです。 しかし、このマイナス金利って具体的に今後どうなっていくでしょうか?

 中央銀行にマイナス金利が適応されると、銀行が中央銀行に預けているお金が減っていってしまいます。銀行としては安全に手に収益を得られなくなってしまい、その分の収益を補うために、金利を下げてもお金を借りてくれる企業や個人を探す必要が出てきます。 当然、銀行の収益は不安定になりますので、銀行株は落ちますよね。
 
 消費者側でプラスの効果といえば、金利がさがるので、ローンなどの金利が限りなく0に近づくということです。 しかし、お金を借りるのも楽になってきているので、投機目的の不動産の価格が急騰、銀行が収益確保の最終手段として、個人預金が逆にマイナスになっていくという現象も起きています。
そういったところでは金庫の売り上げが伸びてきているようです。
 
 しかしながら、このマイナス金利はまだ実験段階の政策であり、非常に難しい舵取りを必要とします。 金融緩和もそうでしたが、単に金融政策だけで景気は取り戻せないでしょう。 テクノロジーが発展し、生活が豊かになっていく中で、 賃金上昇にも限界が見え、労働する意義もまた時代と共に変わってきていきました。 今までのようにただ消費し、一定のGDP成長率を保ち、右肩上がりに成長という訳にはいかなくなってきております。 そんな中、われわれ自身が振り回されることのないように強くありたいですね。


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